KCR Blog

KCR Japan のブログコーナーです。

2CV。歴史に残る名車。
KSKはこのクルマを知ってはいたけども、触ったこともなかった。
映画「アメリカン・グラフィティ」でリチャード・ドレイファスが乗っていたフランスの大衆車。
アメリカにいけば結構走っているだろうと思っていたが、一台も走っている2CVを見たことはなかった。
ロスのダウンタウン近くにあるフランス車専門の修理屋に、古いDSやシトロエンHバンにまざってひっそりと二、三台の2CVを遠目に見ただけだった。

で、今回の2CV。かつてサーカスの催しで活躍した2CV AK400の荷台の部分を改造したもの。
まずはその荷台の中身を。。。

サーカス小屋の中が再現されていて、かわいいキャラが舞台と客席にいっぱい。
かつてはからくり仕掛けで、音楽に合わせてみんな動いたらしい。
イベントではとても人気が高かったとか。

で、KSKの興味はやっぱりクルマそのもの。
華奢なボディは想像していたものの、想像以上に華奢だった。
ボンネットやフェンダーはペラペラの鉄板。
同時代にDSのような高級車を作っていた同じメーカーのモノとは思えないほどだけど、もともと農園の労働者の馬車代わりに作ったクルマというだけあって、実用一点張りに徹しているところは立派。
しかも、ゼイタクなんか全然していない材料だったり設計だったりするのに、どこをとってもチャーミングでおしゃれなのだ。
この辺のオシャレ感覚は、フランスやイタリアのクルマの右にでるものはない。

さて、今日気が付いたところ。。。
この窓はどうやって固定してあるのか、なんて昔よく考えていたけども、ホントに簡単なしかけ。
小さなプラスチック成型品でパッチリ、と留まる。
工場長によると、フランスのクルマはいち早くプラスチック部品を新素材として取り入れていたらしい。
プラスチック素材の導入が遅かった英国車とは、とても対照的。
なので、再生困難なプラスチックを多用している古いフランス車のレストアはなかなか難しいとか。

このドアハンドル、ロックがかかるとクルクルと回って全然ドアが開かない。
普通、ロックがかかるとハンドルも固定されそうなものだけど、この辺もフランス的。
発想がぜんぜん逆。う~ん、面白いなあ。。。。

スペアタイヤなんかも、こんなところに収納されている。

とにかく、慣れ親しんだ英国車やドイツ車とはびっくりするほど違う。

しばらくこの2CVはショップに居ることになるので、お気軽にお立ち寄りください。

まだまだ勉強することの多い今日このごろ。。。
本気でフランス車が欲しくなってきた。。。

KSK