KCR Blog

KCR Japan のブログコーナーです。

ストロンバーグのお話。。

ロータスヨーロッパのTC、SPでもよく聞く話だけど。。。
ゼニス・ストロンバーグのキャブは色々なクルマの北米排ガス対策用、、
という事で性能面でイマイチとか心くすぐられない、とかで人気者ではありませんなぁ。。。

現在、我がヨタロー(ヨーロッパTC北米仕様)はエンジン降ろしてますが、その間にキャブもちょいと
クリーニングしながらストロンバーグも意外と面白いのになぁ、なんて思ったお話です。
 

バタフライシャフトのガタとか、どっか詰まっているとか歪んでいるとか基本的なとこは別の話として、、
まずはニードルを見てみましょう。
各種チューニング用にあるのですが、自分のは何が入ってるか知らないという人も多いのでは?
ニードルが排ガス対策用だったりしたら、ちょっと他のニードルを試してみても良いかも。

ヨタローはB1BTかB2ARニードルで走ってました。
エミッションニードルが入ってるままなんて人は、換えてみてもいいですね。

エアバルブのスプリングもエミッション用とノーマルとあるので、そこも合わせて確認するといいですね。

ダンパーオイルはやたら軽いものが入ってるケースもありますが、色々試すにしても軽いのはダメ。
オイルがすぐ減るようならシールも交換しましょう。

まぁ、色々とあるのですが、ストロンバーグも意外と楽しく遊べて、よく走るようになります。
世間の不人気ぶりは気にせず、実際にいじってみると面白いし悪くないキャブです。
Koh Wada
インスタグラム:type74tc